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June 26, 2005

今月買ったCD(05年6月)

■Titus Groan
これは、70年にDawnというマイナー・レーベルから、1枚だけアルバムを出しているTitus Groanというバンドである。この手のバンドは人脈的に他の著名アーティストとつながりが無い限り聞かないのであるが、British Jazz Rock本に載っていたので以前から狙っていたものである。メンバはStuart Cowell(Guitars, Organ, Piano)、Tony Priestland(Saxes, Flute, Oboe)、John Lee(Bass)、Jim Toomey(Drums, Percussion)の4名で、いずれも聞いたことが無いミュージシャンばかりだ。ヴォーカルのクレジットは無いが、すべてに清々しい歌とコーラスが入っている。いかにも70年当時のブリティッシュ・ロック・シーンの雰囲気の中から生まれたサウンドという感じがする。あまりジャズ・ロック的な部分を詮索するような聴き方をしない方が楽しめるアルバムと思われる。

■ZAO / Osiris('74)
■ZAO / Shekina('75)
■ZAO / Kawana('76)
■ZAO / Live!('76)
"ZAO"をWEBで検索すると蔵王スキー場の情報ばかりが引っかかってくる。なぜ蔵王がZAOなのかは分からない。このバンドは初期マグマ(Magma)からキーボード奏者のフランシス・コーヘン(Francois Cahen)と、管楽器奏者のヨシコ・セファー(Yochk'o Seffer)が抜けて結成されたフレンチ・ジャズ・ロックのバンドである。最初にファースト・アルバム『Z=7L』(73年作)のみ聴いて、その後少し間が開いてしまった。これら4枚のアルバムを聴いていると、演奏方針のようなものはマグマに酷似していることが分かる。エレクトリック・ピアノ、ヴァイオリン、サックスを中心とした、複雑であるが非常に正確な演奏である。コバイヤ語ではないが、ヴォイスの使い方はマグマ譲り(?)だ。ヴァイオリンについては『Shekina』で女性の四重奏を取り入れており、『Kawana』ではマグマやゴングにも参加しているディディエ・ロックウッド(Didier Lockwood)が弾いている。マグマにしろ、ゴング(Gong)にしろ、アトール(Atoll)にしろ・・・フランスのロック・バンドは総じて演奏が上手いと思う(上手くなければデビュ出来ないのかも)。これで彼らのアルバムはすべて揃えた・・・と思ったが、他にまだ2枚のアルバムがあるらしい(『Typareth』『Akhenaton』)。『Live!』にヨシコ・セファーが参加していないのが残念だ。

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