« 最上の女性ヴォーカル | Main | 優しい巨人 »

July 05, 2005

ザ・ビートルズ・フォーエヴァー

ビートルズ(Beatles)に興味を持ったのは、カーペンターズ(Carpenters)がビートルズのカバーをやっていて、その元歌が聴きたくなったからだ。当時、たぶん小学生の頃だったと思うが、割と天邪鬼な性格だったので、ビートルズ、ビートルズって言うけど、何がそんなに良いの?くらいにしか思っていなかった。ある時、友人に「ビートルズってそんなに良いの?」って聞いたら、貸してくれたのが「ザ・ビートルズ・フォーエヴァー」というFM番組を録ったカセット・テープだった。かなりの時間を割いた特集番組で、これを聴いているうちにすっかりビートルズの虜になっていった記憶がある。ちなみに、この番組のことをWEBで検索してみたのだが・・・ひっかかって来なかった。30年近く前の番組であるが、丸ごとCDにして発売して欲しいくらいである。

とにかく中学1~2年の頃はビートルズ一色だった。FM雑誌を買ってビートルズの番組を見つけると必ずエアチェックし、寝ても覚めてもビートルズを聴いていたと思う。聴き過ぎて、頭の中でいつもビートルズが鳴っていた。こんな状態で勉強に身が入る筈も無く、学校の成績はどんどん悪くなっていった。中学3年の受験勉強の頃もビートルズを聴いたり、ラジオの深夜放送を聴いたりして、その現実逃避が心地良かった。

ビートルズの曲で最初にピクンと来たのは「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー(Strawberry Fields Forever)」だった。もちろん、「ヘルプ(Help)」「イエスタデイ(Yesterday)」「レット・イット・ビー(Let It Be)」などの超有名曲を除いての話だ。この曲はリードオルガン(Reed Organ)のイントロで始まり、ギター×2、ベース、ドラムスというもともとのバンド構成とは違い、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器や管楽器を使って演奏されている。しかも、曲全体が非常に幻想的である。番組の中では、ヤードバーズの「幻の十年」に匹敵するほどのサイケデリック・ショックとインストゥルメンタル部分を持つ曲、というふうに紹介されていたと記憶している。また当時台頭してきていたヴァニラ・ファッジ(Vanilla Fudge)、クリーム(Cream)、ジェフ・ベック(Jeff Beck)、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)などのニューロック勢の影響もあったはずだ。

「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」に魅せられた中学生は、しばらく後期の曲ばかり夢中になって聴いていた。ビートルズにはホントに名曲が多いし、レパートリーの幅も広い。これも現在の趣向を裏付ける一因である。つまりレコードを買うときには、自然と彼らに無いものを持ってそうなアーティストかどうかを気にするようになったということだ。

|

« 最上の女性ヴォーカル | Main | 優しい巨人 »

Comments

キングあおぽんさん、こんばんは。

うちの母親はジョン・レノンやリンゴ・スターと同じ年の生まれです。でもビートルズ・ファンではありません(笑)。そういう家の息子がバリバリのロックファンというのが面白いですね。たいてい親の影響を受けるはずなのに。価値観がかなり違います。

まあ、戦争の真っ只中に生まれた世代ですから、無理も無いでしょうね。

Posted by: ノブりん | July 08, 2005 at 02:22

私の母がビートルズ・エイジだったため(1950年生まれ)、子供の頃からよくビートルズを聴いていました。
ジョンが殺害されたとき、台所で涙ぐむ母を見ました。といっても彼女はポールのファンだったらしいですが(?)。

Posted by: キングあおぽん | July 07, 2005 at 22:16

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74224/4834524

Listed below are links to weblogs that reference ザ・ビートルズ・フォーエヴァー:

» 4人はアイドル/ザ・ビートルズ [キングあおぽんのCD論]
原題は「HELP!/THE BEATLES」ということを頭において下さい。OK [Read More]

Tracked on July 17, 2005 at 00:35

« 最上の女性ヴォーカル | Main | 優しい巨人 »