Kerberos
ケルベロスというのは、冥王ハーデスの番犬で、3つの頭と蛇の毛を持つ化け物だ。MITのアテナプロジェクトが開発した認証システムの名前でもある。そんな名前がついているくらいだから、きっとものすごく強固なセキュリティを誇っているのだろうが、今関心があるのはそんなことではない。このケルベロスがあるせいで非常に迷惑しているのだ。用もないのに番犬が居るくらい邪魔なものは無い。そのマシン上には誰も使わないのにケルベロスがインストールされていて、ファイル転送をする場合はケルベロス対応のFTPクライアントが起動するようになっている。ところがそのマシンは外部からFTP要求を受け付けるとケルベロス対応でないvsftpdが起動するよう設定されている。
そういう環境でpythonを使ったファイル転送処理を書こうとしているのであるが、そんなもの上手くいくわけがないし、そういう場合はこうすれば良いなんてことを調べているヒマ人は地球上に1人も居ない。なので、私もそんなことを調査するのはやめて、/usr/bin/ftpとvsftpdのペアで処理するのか、あくまでケルベロスに固執するのかを確認中である。月曜日にどういう結論が出るか非常に楽しみだ(笑)。
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