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July 14, 2013

プログラミングの話(4)

プログラムを書けるようになりたいと思っている人は、どのプログラミング言語でどういうプログラムを書きたいと思っているのか知らないが、「何らかの機能を持ったプログラムは入力データを元に出力データを作り出すものである」ということに變わりはない。まあ、これに異を唱える人は居ないだろうが、この理をすんなり受け入れられないプログラマはたいてい何かを勘違いしている。

いくらプログラムを書きたいと言っても、既知のプログラムを書くのは無駄以外の何物でもない。たのしいUNIXの世界では、何か處理をしたい場合、まずシェルのコマンドラインで出來ないかを考え、次にシェルスクリプトで出來ないかを考え、それでもダメならC言語などでプログラムを書くことを推奬している。C言語で・・・というのは當時(SunOS4.3が流行った頃まで)のUNIXはCコンパイラを標準で搭載していたからだ。しかし、その後のSolarisなどでは、Cコンパイラがパッケージとして別賣になっている。これはカーネルパラメータの變更をカーネルに反映するのにCコンパイラを必要としなくなったからであるが、感覺的にコンパイラがないのにランタイムライブラリだけはちゃんと漏れなくあるというのがどうも薄氣味惡い。なので、プログラミング環境としてUNIXを使いたい人はたいていLINUXかBSDを使っていると思われる。

さらに、新入社員向けプログラミング硏修を擔當するお利口さんインストラクタは、システムはどのプログラミング言語にも依存しないよう仕樣を決め設計するものだということを、賴みもしないのに敎えてくれる。システムの設計書がどれ程特定のプログラミング言語に依存しないように書かれていたとしても、結局どれかのプログラミング言語で書かなければいけないのであれば、早い段階から決定し、それを前提に設計し、問題點を見つけ出して解決しなければならない。現實問題として、プログラム設計の手前までプログラミング言語が決まっていない開發など一度たりともなかったので、こういう勘違いを新入社員に仕込まないでもらいたいものだ。

元々システム開發の上ではプログラムを書く前にコマンドラインで、などとは考えないし、ほとんどの場合、提案段階からどのプログラミング言語で開發するか決まっている。だから、その開發に着手した段階で、どのプログラミング言語で作るかを檢討する餘地はない。それはごくごく當たり前の話で、プログラミング言語を決めない提案では、その開發作業の生産效率が分からないので、開發費を見積もることが出來ず、提案が成り立たないのである。もちろん、提案は事前のコンサルで要件定義をした上で・・・というやり方もあるにはあるが、その場合リスクが無意識のうちにすべてエンドユーザ持ちになるという點で好ましいやり方とは言えない。

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