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July 17, 2013

プログラミングの話(14)

プログラミングが好きな人はUNIXが大好きだ。最近のUNIXというとLINUXが主流かもしれないが、私がシステム開發の世界に入った頃は、BSD系のSunOSとか、SYSV系のHP-UXが主流だったと思う。當時はまだSun3の時代で、GUIはSunViewだった氣がする。日本語などの2バイト文字のコメントが入ったC言語ソースは、コメントを取り除かないとCプリプロセッサが處理出來ないので、いちいちフィルターをかけて半角英數文字だけのソースファイルに變換していた。そしてファイル管理にはDECのPDP-11を使っていたと思う。タイプライターのコンソールにビックリしたものだが、周圍ではメモリのことをバブルと呼んでいる人も居た。もちろんバブルが彈ける前の話だ。

なぜみんながそんなにUNIXが好きだったかというと、UNIX上にはCコンパイラはもちろん、便利なテキストエディタ、ソースレベルデバガ、プロファイラ、カバレッジツール、シェル、sed、awkのスクリプト言語などがあって、プログラミング環境として非常に快適だったからだ。emacsとviはどっちが良いかというエディタ論爭もあった。Sun3全盛の頃はまだまだemacsは重たかったので、viの使用が推奬されていた。私はemacs派だが、當時からexをスクリプトとして使うのは好きだった氣がする。一番感動したのはemacsの中からgdbを使用したときだった。GUI無しであの操作性は畫期的だったと思う。

しかしいくらUNIXが樂しくても、それは10年くらいしか續かなかった。10年もプログラマをやっていると、さすがにもうプログラミングさせてはもらえなくなった。でも生涯現役プログラマでありたかった私は、何か良い獲物はないか探していた。そして出會ったのがemacs-lispだった。そしていろんなテキスト處理をemacs-lispで書いているうちに、今までC言語のプログラムに感じていた違和感がやっと分かった氣がした。UNIX上のシェルスクリプトやperlスクリプトをかじっているうちに、C言語にLispのデータ構造や制御構造を求めてしまっていたのだ。その證據に、關數呼び出しが果てしなくネストするLispのプログラムに全く違和感を感じなかった。これでもうCやJavaのような書式の言語に夢中になることはないし、Lispのプログラムなら一生書き續けられるような氣がした。

まさに第二のプログラミング人生である。

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