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July 15, 2013

プログラミングの話(6)

プログラムが書けるようになりたい人が、どのプログラミング言語を習得すれば良いのかについては、ほとんどの人が最初に仕事で開發したシステムの記述言語を習得するのであり、選んでいる餘裕などないのが實情だ。選ぶというからには2つ以上のプログラミング言語の特徵を少なくとも比較出來る程度には習得しなければならない。

これはある意味、配偶者を選ぶのに似ている氣がする。結婚したいと思ったときに、誰とすれば良いのか、そんなことはいろんな人と結婚生活を送ってみなければ分からないものだ。しかし、多くの人は最初に結婚した人と一生生活し續ける。それは、現在の生活を放棄し慰謝料や養育費を拂ってまで、他の人と一緖になるのが如何に困難かということだ。

以上から、普通、プログラムを書けるようになりたいと思う人は、ソフトウェア會社などのシステム開發を行なう會社に入社しない限り、プログラムが書けるようにはならない。また、プログラムが書けるようになったとしても、自分の好きなプログラミング言語を習得している人は稀であり、ほとんどの人は成り行きで特定のプログラミング言語のみを習得することになる。さらに、プログラムを書けるようになりたいと思わない人が、プログラミングを習得することは稀であるとも言える。

しかし、世の中には「プログラムを作るのって意外に簡單ですよ」と公言して憚らない奇特な人が少なからず居る。既に習得してしまったものを後で振り返って、なんであんなに惱んでいたんだろう?と思うことはあるのかもしれないが、だからといってそれが簡單だったとは言えないのではないだろうか。そういう人は、自分がジグザグに步んできた道を眞っ直ぐに步くよう指導すれば、誰もが簡單だと思うのではないかと考えているのだろうが、それは自分勝手な妄想でしかない。そもそも自分にとってジグザグな道や眞っ直ぐな道が、他人にとっても全く同じ道に思えるかどうかさえ怪しいものだ。

「こう考えれば簡單でしょ?」といくら力説しても、實際に簡單かどうかは相手次第である。

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