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July 09, 2013

食べ物の話(2)

子供の頃の母親の口癖は「ご飯モノを食べやあ」だったと思う。

外食してメニューに惱んでいるとよくそう言われた記憶がある。だが、何となくその場の解決策としてそう言っているのではなく、いつも口癖のように聞こえた。これはおそらく祖母の口癖だったんだろうと想像している。ついでに、困った口癖が「ほかったった(捨ててやった)」だった。これも祖母の口癖を受け繼いでいるらしく、私が何かを大事なものを探しているとよく言われた。しかし、今にして思うと非常に便利な言葉だと思う。こう言えばもう探す必要はなくなるからだ。言われた方は怒り心頭でも、捨てられてしまったものはどうしようもない。そしてしばらく經つと「これ出てきた」と笑っている。そんな母親だったので、子供の頃からよく面と向かって批判したものだ。そしてその都度、パワーでねじ伏せられた。

母親の話ばかりになるが、子供の頃はよく腐ったものを食べさせられた記憶がある。母親はそういうものを食べても何ともないか、少し腹が痛くなる程度だったらしいが、こっちはそんなものに耐性があるはずもなく、あとで大變な目に遭っている。そしてそういうときにいつも言われたことは「腐ったものでも承知で食べれば何ともない」だった。當時は全然理解出來なかったが、要するに氣合で食え!ということなんだろうと思う。

子供の頃のそういう食生活は、外出すると腹痛を起こしたり、氣分を惡くしたり、熱を出したり、ということにつながった氣がするし、外出すると體調を崩すというトラウマは今でも少なからずある。

こんなことを書くと、とんでもない親だね!って言う人も居るかもしれないけど、戰爭中に生まれた人は多かれ少なかれそんな感じではないかと思うし、私と同年代の人ならそういう經驗をしている人は居ると思う。たしかに戰爭中に比べたら、今は夢のような世の中かもしれないけど、親と子の閒には埋めようのない世代ギャップがあるということをもう少し考えて慾しかった氣がする。

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