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August 07, 2013

事實と現實

「事實」と「現實」という似てはいるが全く意味が違う2つの言葉がある。しかし、この2つをちゃんと區別している人はそれほど多いとは思えない。それは會社などで同僚たちと雜談しているとよく分かる。

ほとんど場合、世の中では事實は隱蔽されていて、結果だけが現實として人の目に映るようになっている。つまり、事實とは自然で妥當な流れ、または誰かが期待する結果を作り出すための隱れた營み、もしくは茶番劇ないしは詐欺行爲ということになるが、多くの人はテレビや新聞の報道内容が事實だと思っている。それはごく當たり前のことで、そういう人たちにとってはそれら以外に事實として認識可能な情報がないのである。

假にテレビや新聞が明朝からしばらくの閒、世の中で起きている事實について、重要なものから優先的に報道したらどうなるだろうか。おそらく現實とのギャップが大きいものから問い合わせが殺到することになるだろう。あるいは、わけの分からないニュースや記事のせいで、テレビのニュースを見る人、新聞を買って讀む人が居なくなってしまうだろう。それで一般の人がとくに困ることはない。私はこの十數年家族が居るときはテレビを見たことがないし、新聞も數年來讀んでいないが、インタネットのおかげでとくに會社でもプライベートでも困ったことはない。困るのはテレビや新聞とその廣告主、そしてそれらのメディアを陰でコントロールする連中だ。

そもそも事實と現實の關係がそうなっている以上、メディアがいくら事實を忠實に傳えようとしても受け手がそれを拒否する場合があるということである。であれば、メディアは誰に言われなくても現實の流れに忠實に報道せざるを得なくなるのだ。

身近な一例として、日本人は自國にエネルギー資源が全くないと小學校の社會科で敎わり、その後社會人になってもそれに一點の疑義も差し挾むことなく過ごしてきた。しかし、最近日本の近海にはメタンハイドレートをはじめとするエネルギー資源が豐富にあることが事實として分かってきている。そうなると、學校では長い閒に渡って現實をあたかも事實であるかのように敎えてきたのか?ということになるし、明らかに日本にはエネルギー資源がないということにしておきたい人が居ることになる。

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