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September 08, 2013

消費税增税論議

そもそも消費税增税に贊成するというのはよく分からない。せいぜい反對ではないというところではないだろうか。今まで100圓のものを買って105圓だったものが108圓とか110圓とかになるのを喜ぶ人は居ない。贊成か反對かという二擇を迫られたら、反對ではないという立場は贊成に含まれてしまうのだろうか。とにかく、國民が增税に積極的に贊成するというのは意味が分からない。

しかし、メディアは增税贊成どころか增税すべきであると言い切っている。理由は財政再建、財政健全化。增税して税收が增えるのであればその理由は成り立つが、增税すると消費が冷え込み、景氣が惡くなり、かえって税收が減るというのが過去の事實だ。增税前の短期的な驅け込み需要はあるかもしれないが、それが終わると確實に消費は冷え込む。それよりも、デフレを解消して2%のインフレを達成するまで增税しないという考え方の方が自然だ。デフレが解消すれば自ずと税收が增えて財政再建になるからである。メディアが增税に贊成しているのは、メディアには低減税率が適用される(自分たちには影響ない)し、贊成しておけば財務省の心象が良くなるということなのだろう。また、少々增税があっても、デフレ下でも、彼らは高給取りだから全然影響ないということなのだろう。

ところで、これまで聞いてきた增税論議の中で語られている「增税」は税率アップのことだ。增税の目的が税收アップだとすると、税率は税收が增えるように設定しなければ意味が無い。なので、税率を3%とか5%とかアップしても税收が增えないのであれば、もっと税率を上げないとダメだという話が出てもおかしくないのであるが、そういう話は全く出てこないから不思議だ。

要するに、あらゆる意味で理解不能な增税と言わざる得ない。ちなみに9月に入って新聞の論調が增税反對に180度轉換したようである。今のまま推移すると低減税率が法制化されない見込みになってきたからだと言われている。勝手なものだ。

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