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July 19, 2014

プログラミングを始めるには(6)

おそらく現在もっとも手輕にプログラミングを始める方法は手元のPCにMeadowをインストールことではないかと思う。そうすれば、Emacs Lispを動かすことが出來る。Meadowのインストール方法はいたるところに書かれているのでそちらを參照して慾しい。要するにMeadowインストール用のsetup-ja.exeをダウンロードしてきて實行すれば良い。インストーラーの操作性はCygwinのセットアップと同樣だ。

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起動すると上のような畫面が表示される。ここからバッファを*scratch*に切り替えるとEmacs Lispを評價することが出來る。Emacsの操作に慣れていない人は、最初に日本語チュートリアルを一讀すると良い。

Ws000067

どのプログラミング言語でも最初に試してみるべきHello World!はこんな感じ。しかし、GNU Emacs Lisp Manualの最初にはHello World!の演習があるわけではない。最初にあるのはnilとtについての說明である。簡單に言えば、FALSEとTRUEという眞僞値のことであるが、とくにnilはそれ以外の意味を持っている。

Ws000068

*scratch*バッファでどちらを評價しても結果は元の値と同じである。これがEmacsのLispリーダが評價した結果だ。普通の計算機であれば僞は0であり、眞は僞でない値(1であることが多い)ということになるが、Lispの場合はそういう値は表示しないということらしい。

Ws000069

こっちの方が分かりやすいかもしれない。0と1はイコールでないため僞であり、1と1はイコールなので眞になる。それぞれnilとtが評價結果になっている。ここまでは評價結果のところに⇒を表示したが、以降は面倒なので表示しない。

で、マニュアルには「シンボル`nil'には3つの異なる意味があります」と書かれている。さっきまでnilのことを眞僞値と書いていたが、Lisp上のnilはシンボルであり、眞僞値falseであり、空のリストなのだ。こんなことを最初に書く言語マニュアルはあまり見たことがないが、おそらくEmacs Lispのマニュアルを讀むような人はこれが最初のプログラミング言語ではないという想定なのだろう。

Ws000070

nilやtがシンボルだというのなら、そのシンボルの値を確認したくなるが、結果はさっきと同じだ。

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