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August 15, 2015

戰後70年、いまだ納得いかないこと多々あり

保守系の言論人たちはよく「もういい加減『戰後』というのはやめないか?」とか「戰後70年談話って一體いつまで戰後XX年談話を續けるつもり?」という言い方をするが、誰がどう考えても今の世の中は第二次世界大戰後の枠組みで動いている。それを踏まえないで何を議論しても、前提が定まらず空囘りするばかりだ。

呑氣な平和主義者たちは國連を中立的な機關のように言うが、これだって第二次世界大戰の戰勝國側の枠組みであり、當然のことながら戰勝國の利害だけで動いている。したがって、たとえば日本が領土問題解決のために、いくら望んでも、いくら金錢的貢獻が大きくても常任理事國にはなれない。假になれるとすれば、1943年の大東亞共同宣言を覆し、歐米や中國などとともにアフリカ、中東、アジアの國々を食い物にする野蠻な國に成り下がってでも...ということになるのだろう。

古くは「朝まで生テレビ」に始まり、ここ數年で言えば櫻、AJER、DHCTHEATERなどの討論番組を貪るように視聽してきたが、いつも肝心なところに話が行く前に終わってしまう。討論なのだから結論が出ないのは仕方がないのかもしれないが、もうそろそろ日本が今のままで良いのか、良くないとすればどういう國になるべきかという包括的な議論が煮詰まっていても良い時期じゃないだろうか?そうしなければ、今後100年經過してもまだ「村山談話はまずかった」とか「河野談話のせいだ」という話に終始し、一步も前進出來ないだろう。

まだ決着がついていない安保法案も、一體何を議論しているのか疑問だらけだ。戰爭になると言って反對している集團は全く話にもならないが、今囘の安保法案が成立したとしてどういう問題が解決するのだろう?中國が執拗にちょっかいを出している尖閣諸島周邊の情勢が安定するのか?拉致被害者が歸ってくるのか?竹島や北方領土が返ってくるのか?それを橫に置いて、ホルムズ海峽の機雷掃海の話なんかしている場合ではない。

では、日本がそれらの問題を解決できるよう、憲法を含めた法整備すれば良いではないかと考えるわけだが、もし今囘の安保法制をきっかけにそれが出來るのだとしたら、なぜ今までやってこなかったのかということになるだろう。つまり、日本が主權を囘復した1952年以降の63年閒、政治家や官僚は何を考えていたのか?ということだ。

しかし政治家や官僚が63年もの閒、ただ手をこまねいて自主憲法制定を怠り、國軍を復活させず、中國や韓國から好き放題、賠償や謝罪を要求されるがままにしてきたわけではないだろう。この部分については、タブー無しの自由な言論空閒であっても保守系言論人があまり積極的に斷言しようとしない話がいくつかある。ただ、これは言われなくてもほとんどの日本人が感覺的に分かっていることではないか?

霸權を握る者は、過去の惡事(植民地政策、有色人種の大量殺戮と奴隸化)に文句を言わせないように出來る。代わりに日本を世界一の惡者(朝鮮侵畧、南京大虐殺、從軍慰安婦、眞珠灣攻擊など)に仕立て上げようとする。これに日本人がいかなる反論をしようと無駄だ。世の中は戰爭に勝ち、霸權を握った者が正義になる。これを覆すには今のところ霸權を奪う以外に方法はないだろうが、殘念ながら日本がそんなことはしないこと(大東亞共同宣言の精神を貫くこと)を彼らはよく知っている。

日本と中國、朝鮮の關係が良くなる見込みはない。それは霸權國が分割統治を基本政策にしているからだ。鄰國同士を仲良くさせてはならない。それを許せば霸權を搖るがす事態に發展していく。そのため、霸權を握る者は世界各地に工作員を潛入させ、選擧に介入し、制御可能な政治家を選び、官僚や學者を洗腦し、鄰國との閒に關係惡化の種を撒き散らす。

韓國の反日活動はあまり深刻な問題ではない。今まで韓國が騷ぐと日本が援助や謝罪をしてきているが、それは日韓基本條約で終わっているはずである。しかしいまだに韓國が騷いでいるのは、既に終わっているはずなのに、ちょっとつつくとまた謝罪するので、自分たち自身もまだ終わっていないという認識なのか?と攻められているだけのことだ。戰畧的互惠關係とかいう變な言葉を使わずに、對等の關係(利害が一致する關係)を貫けば良いのである。まあ、日本から竹島を畧奪した國なので簡單に仲良く出來るとは思えないが。

日本がかつての大東亞共同宣言を尊重し、それを貫いて成し遂げる方向に進むのか?今暴走氣味の中國のように連合國の枠組みに同化するのか?それとも今のままの煮え切らない狀態を維持するのか?その三擇のような氣がする。今のままの日本が平和で一番良いとか言っていると、近い將來日本という國が無くなってしまうのではないかと思われる。

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